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2009-01-04 (Sun)
 モン族村「ドイプイ植物園」 
こちらはチェンマイ郊外標高1670mに位置する山岳地帯「ドイプイ」。中国雲南省からラオスを経由し19世紀半ばに移住してきたモン族という少数民族の村です。限られた地形を生かした農業と手工芸品、観光収入によって生計をたてており、伝統的な信仰は自然界、山・風・光、それから家屋にも存在するとされる精霊崇拝を守ってます。
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 この土地に来ましたのは今回が二回目。一回目はまだ20才の夏。伯父家族に連れてきてもらった初めての海外旅行での一日でした。バンコク暮らしの伯父が、この地形も気候も「日本の田舎みたいだ」と目を輝かせ歓喜の声を上げていたことが今でも鮮明に残っています。
確かにひんやりと肌に涼しい風と山頂から望む景色は都会暮らしの心にはなんとも和む懐かしさですね。
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 景色に溶け込んでしまう子供達の遊ぶ姿を見て、この民族衣装の色彩感覚はやはりこの自然の中から生まれ出たものなのだと実感します。
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 貧しい農村地帯では、嘗てはこの一輪のケシによって闇の世界に手を染める暗い時代もありましたが、国王の計らいにより技術支援と資金援助を得て、現在は観光鑑賞用の栽培のみになりました。
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 「モン族の手工芸品」 ~刺繍~ 
多くの皆さまがご覧になったことのあるでしょうモン族の刺繍。クロスステッチです。この柄は一見花模様にも見えますが、実は「ゾウの足跡」を表したもの。
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 こちらが元の形。右上から左下に向かって斜めに足跡が刺繍されています。中央にある丸い二つの渦巻きがゾウの爪あと。他の絵柄を見てもどの布にも簡略化されたものや入り組んだ複雑な柄と違いはあるものの、どれも同じような文様を見つけるため伺ってみると、移民であるモン族にとってゾウは自分達には近づけない神聖なもの「王や神のみの乗りもの」であることから、刺繍柄は全てこの「ゾウの足跡」に限られるのだそうです。
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 では「足跡」というところを不思議に思う人もあるかも知れませんが、ここから先は推測ではありますが、タイの仏教でも昔はお釈迦様の姿をそのまま拝むということはなされず、釈迦が修行で土地を離れるときには代わりに釈迦の足の裏を象ったものや菩提樹を拝んだ時代もあるので、神聖なゾウの足跡も一種のお守りのように考えられ、自分達の大切なもの、狩の道具入れ(吹き矢を入れる袋)や財布(長くモン族の通貨は銀の塊だったので、大きな財布には銀がゴロゴロ入れられていた)などに刺繍し肌身離さず持ち歩いたのではないかと想像します。

 ~おまけ~ こちらは街で購入したお財布。今ではこんなゾウ柄も出て、これはこれでその色彩感覚の面白さに人々の目も愉しませてもらっています。       
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| Chiang Mai | COM(2) |
2009-01-04 (Sun)
 このお正月はチェンマイにても新年のお参りをして来ました。チェンマイはスコータイ王朝と平行して建国されたランナータイ王朝(1296-1558年 )時代の首都。その語源はチェン(都)・マイ(新しい)であり、今でも「タイの京都」と呼ばれる地域です。
 「プラシン寺院(Wat Prasing)」入り口でお供えを買うため並ぶ店々を覗くと、その中で真っ先に目の合ったおばさん。まるでこの方自身が仏さまのようないい笑顔でしたので嬉しくなって写真もお願いしました(手には購入した花・線香・私の誕生曜日(木曜日生まれ)の文字が刻まれた
ロウソク)
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 門をくぐり蝋燭に火を点してお参りしてから入ります。
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 「ヴィハーン・ルアン(Viharn Luang)」
本堂には当時のカウィラ王を模した「プラ・チャオ・トン・ティップ(Phra Chao Thong Thip)」
仏坐像が祀られています。この仏坐像の前方左右には多くの仏像が安置されておりますが、これらは全てがお釈迦様。同じ仏教国と言いましても日本が大乗仏教に対して、タイは小乗仏教・上座部仏教ですので、この国には阿弥陀様、観音様、薬師如来、明王・・なるものは存在せず、釈迦を唯一仏とし手を合わせ、日常生活において現世の徳を積み自らを律する暮らしを行うことによって、来世へのご利益をと願っています。
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 バンコクと同じく吊り下げられたお賽銭。裏側には干支模様の用紙に氏名・生年月日などが記入され、一家庭が一つの帯に纏められています。
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 一つ面白いお話。お釈迦さまの頭上天井に飾り付けられた干支。もうお気付きでしょうか?
日本では「猪」、中国では「豚」、そう、タイでは「ゾウ」なのです。しかし実際「ゾウ年」の人がいる訳ではなく、干支は「猪」。しかしこういった寺院の飾りだけは「大きくて立派だから」「ゾウは猪より神聖なものだから」とゾウなのだそうです。こちら以外にもいたる寺院でこの干支にはお目にかかれるので、皆さまもタイならではの風習是非ご覧下さいな。
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 「ヴィハーン・ライカム(Viharn Laikham)仏殿」
この寺院の名の由来となったプラ・シン仏が安置されています。
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 中央に鎮座している「プラ・シン(黄金仏)」。1467年にスリランカから渡来したものの、歴代の王の手を次々と渡り、複雑な歴史の中でやっとこのチェンマイを安住の地と定められた仏像。
そのお顔つきは何ともいえない柔らかな表情で、姿はその右手を座禅のまま地面を指し、悪魔を退散させ奇跡を起こすという降魔印を示しています。
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 皆、お坊さんに一年の無病息災を祈願していただき、聖水や願掛け紐を受けています。隣でお参りしていた私の腕にも聖水が。
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 こちらは本堂の裏手にある「パーユー(Phaayuu)」王が父(カム・フー)の遺灰を安置する為
立てた仏塔。高さ54mもある立派なもの。
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 日本でもお墓参りの際には墓石を水で流して清めますが、タイでもその風習は同じ。只一つ違うのは王様のお墓があまりにも大きいので、そこで売られる水を専用の金の筒に移し変え
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 ロープウェーの如くハンドルを回しながら水を運び、仏塔上部に掛けます。 
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 参拝客のお水で大きな仏塔を清掃していた小坊主さん。お疲れ様でした。
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 新年からこんなお参りができまして、とても幸せな幕開けとなりました。
(追:タイでは多くの寺院で写真撮影が許可されておりますので、今回も他の参拝客のご迷惑にならないよう写させていただきました)
| Chiang Mai | COM(0) |
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