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2009-08-03 (Mon)
 シリキットコンベンションセンターのタイ伝統食イベント。数店舗の小さな店の中にラープ屋さん
を発見。お稽古で作り方は習いましたがバリエーションの少なかった分野ですが、こちらはキノコとハーブたっぷりのラープですので、作り方も見られますしひとつ注文。
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 今まで食べてて美味しいな・・・と思いつつ名前の分からなかったこのハーブ(左手前)、
西洋パクチーでした。タイや中国のパクチーとは全く違った食感とお味で、張りのある葉はシャキシャキ歯ごたえがあり、風味は爽やかです。キノコも好きですが今日は「パクチー多めに入れてね~」とお願いを。
加えた調味料は目分量ですが覚えました。ちゃんと最後に「この味でいい?」と味見をさせ、場合によっては調節してくれるのは嬉しいところ。今度、家でも作ってみます!
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 おまけに、よく見る串団子ですが、左から三番目は「ハーブ入り」。ハーブと聞くとどんなものが入っているのか確かめたくなりちょっと購入。
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 このイベント会場は幾つものブースに分かれており、旅行ブースや、スパ・エステのプロモーション会場も。
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 私には殆ど接点のないブースですがタイのお友達のところに招待状が来ていたらしく、一緒にいた私までおまけで肩揉みしていただいちゃいました。 どうもありがとう♪
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 家に帰り、料理を食べつつ忘れないうちにレシピをおこす、それがまた大きな楽しみです。
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2009-08-03 (Mon)
               【 สวนเบญจกิติ】 ~ ベンジャキティ公園 ~
 アソーク交差点からシリキットコンベンションセンターへ向かう道路と並行した公園がコチラ。
シリキット王妃の72歳の誕生を祝って2004年に造られた公園です。
中央に楕円に広がる池を囲みマラソンとサイクリングコースが設けられ、その脇の敷地にはタイの文学に出てくる歴史的な樹木やタイ全土から集められた貴重な植物が栽培されています。
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 近所に住みよく散歩に来るお友達はこちらのお馴染みさん。珍しい植物を見せたいと連れて
来てくれました。早速目に入ってきたのはこの「ハイビスカス」。
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 ハイビスカスって赤いのしか知りませんでしたが、ここは今まで見たこともない色や形ものもありとても綺麗。
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 こちらは「オウコチョウ」黄色い胡蝶という名の花。甘い蜜が特徴で虫が沢山集まるのだと。
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 甘い香りの「プルメリア」。ここはまだ木が若いので顔を近づけて花の香りを楽しめます。
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 ホラこんな近くに。
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 この瞬間!絶対リスと目が合ったと思うんです。冷たい水で腕だけでも流し汗を抑えましょう。
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 この花は。。。この木は。。。とお友達はとても詳しい。しかしタイ語の植物の名前は難しく。
メモを取らないととても覚えることはできません。。。また今度。
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 見上げると高い枝から無数の白い花が雪のように舞ってきます。
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 こんな小さな花。でも上ばかり見ているとサイクリングの自転車が来るので気をつけて。
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 人物に対してこんなに太い幹の木が、日中の暑い日差しを遮ってくれます。この日は風も流れており私たちにもいい散歩日和でした。
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 池のほとりを歩いて行くと人が集まっています。何がいるのかしら?
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 大っきく鼻の穴を膨らましてきたのはお友達曰く日本のカメ。頬っぺが赤く全体に小さく、尻尾が長いのが特徴で、タイのカメは大きく尻尾が短いのだと。
この池には魚も沢山棲んでいて、こちらの方々のあげるキュウリやチンゲン菜に群がって勢いよく食べています。タイでは生物に自分のものを施し「タンブン」だと考える人もありますし、「いっぱい食べて、大きくな~れ」と怪しげな冗談を交わす人も♪
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 お友達が突っついてもの~んびり佇む何ともおおらかなタイのカメ。それに比べてチョコチョコ
泳ぎ回り、あっという間に見えなくなってしまった日本のカメ・・・なんだか対称的です。
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 暫く賑やかな人間界の雰囲気を愉しむと(たぶん♪)、静かにどこかへ泳ぎ去って行きました。
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 池に注意!
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 バンコクのスクムビットの中央に位置する憩いの場、この日も涼しい風の吹き始める5時頃から老若男女スポーツウエアーに身を包んだ人々がどんどん集まり、公園を何周も回って運動していました。
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 正門はアソーク交差点側とシリキットコンベンションセンター側に2か所。しかし朝と夕方だけ
小門も開きます。園内は動物や喫煙は禁止。みんなで綺麗に利用する公園です。
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2009-08-03 (Mon)
 こちらはタイのお友達のお好きな店。中華系タイ料理食堂です。幾つもの店が軒を連ねるフードコートの中で、ここだけ2重の行列、というのもこのお店は唯一のベジタリアン料理店なのです。お客さんもタイ人から西洋人、ムスリム(イスラム)・・・と様々。
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 15種類くらいあるおかずの中から、赤米のご飯に好きな品物を2品選びます。どれもこれも気になりますが、お野菜が多くてサッパリしていそうなものを♪
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 手前の銀のボールに入った生のハーブは自分で好きなだけいただけます♪ 私はタイの空芯菜のほろ苦さとポキポキといった食感が好き。前のおばさんは細い小さなハーブがお好きのようでそれだけを一生懸命集めています。
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 50バーツでこのボリューム。私は春雨×野菜の和えものと豆腐×野菜の生姜風味炒め。
このお豆腐料理が薄味で絹ごし豆腐のトロトロとうまく合って美味!これ一品でもよかったくらいの美味しさでした。      
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 ご飯も食べ終わり、午後の予定も決まり・・・ところで・・・

 「あれな~に?」「ええ!?スプーンとフォークお湯につけなかったの?」「へぇ~」フォークなど全て洗ってありますが、コチラのお湯で食べる直前に熱湯消毒して使うのだと。
「アラマ、もう食べちゃったヨ」「え~!!」私の席にも消毒スプレーをかけてくれるくらい綺麗好きなお友達!目がまんまるで可笑しいお顔。でも沸かしているとはいえずっと同じお湯の入っている鍋。。。面白いシステムですが、そろそろ私は「MY箸」必要かしら~
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         MBKフードコート : NO.9 店 
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 ずっと行ってみたかったタイの「ハーブ博物館」。この方面に精通し通訳してくれる友人が出来たら行こうと思っていた所です♪
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 館内にはタイ伝統医療に使用されてきたハーブがタイ全土から集められて展示されています。タイハーブの定義については以前にお話ししたとおり。動・植物と共に鉱物なども含まれており、インドのアーユルベーダーの流れを汲みつつ、東北部の少数民族を通して中国の漢方薬の影響も受けています。
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 【 木片・樹皮・根 】
樹木の種類によってその効果は様々ですが「健胃」「解毒」「整腸」「扁桃炎」「利尿」などなど。
また外用薬として「打撲の炎症止め」なども。
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 【 葉 】
 こちらはコミカンソウ(小蜜柑草)、小さなミカンの形の実を付ける植物です。「伝染病」「利尿」「解毒」と共に現代では「結石」を取り除く薬にもなるのだとか。
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 (左)ホウセンカ(鳳仙花)、葉をすり潰した汁は腫れ物薬になります。(右、右側)オサバフウロは健胃。(右、左側)ネムノキは様々な薬効があり、「不眠症」「鎮痛」「打ち身」「腫れ物」「利尿」などなど。
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 穿心蓮(センシンレン)(左上・右)は肝臓を整える強い効果。近年ではコレステロール値も減らすのだと。(左下)見慣れたコブミカンの葉には抗ガン作用が。
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 銀杏の葉は集中力・記憶力に効果あり。そういえば街の食材屋さんでは銀杏はよく目にしますが、樹木は見かけません。日本でしたら街路樹にもなっていますが、こちらの街路樹はゴールデンシャワーや郊外ではマンゴーやランブータンの果樹が。
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 【 花 】
 ピーブの花の甘い香りはアロマとして沈静効果作用、金銀花は熱冷ましに、マリラーは目と心臓の薬、またサフランやドックニウ、クローブ、アンチャンなど日常でお馴染みのものも沢山。
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 【 実・種子 】
 カシューナットノキ(左)生の実をすり潰して出した汁をイボの上に重ねて付けていくと取れるのだとか。シカカイ(アカシアコシンナ)(右)この実をさやごと煮詰めて頭皮を洗うとフケ予防に効き、髪にも艶の出るよいシャンプーに。
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 山査子の実は緊張の緩和、蓮の実の芯は解毒効果があるそうです。そういえば・・・学校に通っていた時におやつで蓮の実を食べましたが「芯が苦い!」と言って取り出して捨てていました。そんな話をお友達にすると「そこが一番大事なのよ~!」と、お互いにビックリ。。。
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 豆の胚芽は女性ホルモンに効く。胡椒は風邪知らず。ヒマワリの種は体内の古い血液を流す
効果。赤・黒胡麻はハイプロテインで腎臓・肝臓の薬。ケシの実は目が回ったときに摂ると回復を助けると信じられているのだとか。
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 チベットや中国でもよく見かけるナンバンアカアズキ。この豆は熱冷ましや虫下しの薬。ネックレスのように首から提げる実も元は全てが薬。常備薬なのですね。
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 【 動物 】
 大きなゲジゲジは筋肉を和らげ、トカゲは咳止め、玉虫は皮膚のやけどの炎症止めや体内の悪い風を抜く、他に蝉の抜け殻なども。角・牙等は一般的にはカルシウム補給。鹿の角(右)は酒に漬け込んで精力剤。
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 ツバメの巣・蜂の巣は虚弱体質への栄養剤。先日パックで使った烏賊骨は飲むと船酔い止めだとか。貝殻(右)の粉末は嘗てのカルシウム剤。骨を丈夫にする薬。また牡蛎は鎮静効果、アワビは肝臓・腎臓の働きを助け、視力の回復にも繋がると。
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 【 二人の先駆者 】 
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 【 鉱物 】
 石膏には含水硫酸カルシウムがあり解熱・鎮静効果が。滑石(かっせき)という粘土・石灰には含水ケイ酸アルミニウムというものが含まれて抗菌・消炎作用が。鍾乳石の炭酸カルシウムには安眠効果があり、また鉱物ではないものの琥珀も不眠・造血や利尿によいのだと。
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 塩も豊富なミネラル源。
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 とても纏めきれない程いろんなお話しを伺えて大満足♪ 古いハーブの文献を専門に学んだお友達は館員の案内の方の通訳以外にも様々な知識を加えて説明してくれて勉強になりました。
また興味を持ったハーブをこの目で見たいとき、是非ぜひ伺いたいと思います♪
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   MUSEUM OF NATIONAL MEDICINES : チュラロンコン大学薬学部 (薬局3階) 
                               9:00~12:00 (水・木曜日のみ)
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