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2008-10-07 (Tue)
 一か月ほど前から週一回念願のタイ料理スクールに通っておりました。こうして調味料までを  細かにお習いすることで、ちょっとした店での食事も見方に大きな変化が。こんな風に一つ一つの機会を大切に、帰国後もこの国の食と豊かな繋がりがもてるようになりたいです。

     【ไก่ห่อใบเตย】ガイ(鶏)ホー(包む)バイトーイ(葉の名)
 味付けした鶏のもも肉を香り豊かな葉に包んで揚げたもの。タイではポピュラーな家庭料理です。日本の唐揚げとの大きな差はこのハーブ。すり潰したにんにくやハーブから漂ってくる香りの良さだけで、もうこの料理が美味しくできることは間違いないと確信♪
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 ヤシ砂糖の入った醤油や椎茸醤油・・・など他にも複数のタイ独特な調味料を混ぜ、そのタレに鶏肉を加え暫く寝かせて味を浸み込ませます。
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 これが”バイトーイ”の葉っぱ。香りもよいのですが、明るい黄緑色の色素が強い植物なので、色彩豊かなタイの飲料や菓子などの着色料にも頻繁に使われています。
はじめに肉を包みやすい形に折りたたみ、揚げる時に崩れないよう丁寧に詰め込んでいきます。
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 かなり時間をかけて中まで火を通します。つけるタレもこれまた醤油を元に7種の味がミックス。
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       【ต้มยำกุ้ง】トム(煮る)ヤム(和える)グン(エビ)
 美味しいですよね。私も何度いただいてもまた飲みたくなる大好きなスープ、作る人によって本当にお味が違います。これこそ今ここで自分の味を見つけなければ”バンコクに住んだ”とは言えません。ぜひ自由自在にその日の気分で自分好みに作れるようにしよう!とやる気満々な品。

たまに店のメニューに(川エビ・海エビ)の表記がありますが大きな意味に気づきませんでした。が、今回納得。タイの場合、川エビは頭が大きくて身が小さく、海のエビは頭より体の方が大きいのだとか。つまり、エビ味噌のコクのスープをたっぷりと楽しみたい人は川エビを注文し、スープはあっさり、でもエビの身をたっぷり食べたい方は海エビを選ぶのだとか。
なるほど!皆さんも注文の際にちょっと見てみてくださいな。お店のトムヤムグンに対する思い入れも、もしかしたら垣間見られるかもしれませんね。
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  屋台でもよく見かけるミカン絞り器。トムヤムグンの酸味はこの柑橘マナオの果汁です。搾りたての新鮮な香りがまた食欲を湧かせます。
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 さあ、材料を鍋に入れたら早い早い。ちなみにこのスープ、一般的に二種類のものがあります。一つ目は伝統的な清ましスープ。二つ目は清ましスープに無糖のコンデンスミルクを加えてまろやかにしたもの。本日は両方のお味を飲み比べました。
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 できあがり♪トムヤムグンは確かに2種比べると全く違うお味。それぞれのスパイスや調味料の味をバラバラにクリアに感じたい方はミルク抜きがお勧め。私もミルクなし結構好きです。 しかしミルク入りの統一感と円やかさも美味。その日の気分で作り分けましょう♪
 ガイホーバイトーイ、お肉から立ち上るバイトーイの香りもまた美味しいです。これも是非お家でも。
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| タイの食 | COM(0) |
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