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2009-05-30 (Sat)
 タイには「マットミー」英語で「イカット」日本の「絣」と呼ばれる絹や綿織物があります。「マット」とは”糸を括る”、「ミー」とは”細い”という意味。日常でビーフンや春雨麺などを「セン・ミー(細麺)」といいますが、それくらい細い糸を括る作業によって生み出されるこの「マットミー」、今回はその文様について少しお話を♪

もともと布地の模様つけには様々な方法があり、織り込み法、織られた布にプリントする法などは我々も馴染みが深いもの。しかしこの「マットミー」は最終的に仕上がる柄を想定し、糸の時点で柄を糸に染め上げて織るのです。
もう少し説明を加えると下の画像の通り。 こちらは藍花による単色染めの「マットミー」の原糸です。藍地に白く浮き上がった模様(右)は原糸の時点で藍の染料が染まらない様に予め別糸で
くくりつけて(左)出来たもの。
       RIMG0289 (63)
 今の時代には括る糸はビニールのものを使用していますが、そうしたもののなかった時代にはバナナの葉を細く切った紐を使っていたのだと。バナナの葉はこんなところにも役立っていたのですね。
       RIMG0292 (63)
 染め抜いた後の絣糸(かすりいと)。
       RIMG0291 (63)
 こうして作られた絣糸で織り上げられ布には「ナーガ(龍神)」「稲穂」「鳥」「雨」など主に「五穀豊穣」を祈願するような文様の数々が。それらはどれも人々の暮らしの祈りが込められたもの。

東北のイサーン地方スリン県では「象」「蜘蛛」「孔雀」等の生物が、ウドンタニー県では菱形やギザギザ文様など幾何学模様が好まれ地方の特色が少しづつ現われているようですが、実は幾何学模様も「ナーガ(龍神)」の省略化したものであったり・・・と、やはり柄に込められた思いは同じもの。
RIMG0296 (6362) RIMG0295 (6362)
 いつか私もお気に入りの藍染マットミーを見つけたいです♪
| タイの文化 | COM(0) |
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