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2009-06-17 (Wed)
             【 The Ekachai Hern Hao Barge 】
         幅 2.06m 長さ 29.76m 深さ 0.60m 漕手 38人 乗組員 6人
 前回訪れた際にはこの船の船体に描かれた獣の正体が分かりませんでしたが、この度やっと判明いたしました。こちらは「HERA(ヘラ)」またの名を「MAKARA(マカラ)」と呼ばれる、インド神話の怪魚でした。
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 頭はワニ、カバや龍ともいわれる全身は厚い鱗に覆われており、鋭敏な背びれを生やす獣。
その口元の牙や四肢の爪などがその獣の恐ろしさを表しています。神話の中ではインドの神々
を乗せて運ぶ役割をする傍ら、周り一面の川や湖の水もその中に棲む生物も全てを飲み込んでしまう巨大な力を持ち主。
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 また「マカラ」というのはサンスクリット語(タイ語の基礎となったバーリー語との2大文字)では「मकर(MAKARA)」と書き、尾が魚の形をしている「ヤギ座(モッカラ)」を指し、タイでは「一月」をモッカラと星座の名で呼んでいます。(ちなみに「二月」水瓶座:クンバ、「三月」魚座:ミーナ、「四月」の牡羊座:メーシャ・・・とこちらも全て星座に由来)
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 こちらも嘗て使われたと思われるマカラの御座船。彫刻の方が迫力満点。
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 この口の中にある玉は「如意宝珠」といい、水を浄化し、魔物を退散させ、世上の苦しみを取り除き、人々の願いを叶えるもの。この宝珠は観音様の持ち物として日本へも渡り、様々な寺院にて観音様の掌に握られています(有名なものでは大阪府の観心寺「如意輪観音菩薩」)。
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 神に仕え、また川や湖など水域の中で最も強い獣といわれるこのマカラは、インドにおいて様々な聖域の建物に彫り込まれ守り神として崇められてきたようです。 
また日本においても「魔伽羅」として水を司る守り神となって現われ、名古屋城の「金シャチホコ」も実は「金のマカラ」であり、火災のみならず全ての災いから城主を守る意味を持ったのだと。
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 こちらはチェンマイの寺院の狛犬ならぬ「狛マカラ」。よく見ると左右で「阿」「吽」の呼吸を表しています。(左の「吽」のおちょぼ口がなんだか可愛らしい)
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 しかし足元を見ればやはり怪魚の姿が想像豊かに造られています。
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     御座船の他の船はこちらから : 王室御座船博物館
| タイの博物館 | COM(0) |
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